デジタル技術を使い産業構造を変化させ、人々の生活をより良いものに変格することを意味する、デジタルトランスフォーメーション。オンラインショッピングにオンライン診療、テレワークなど今や生活にデジタルは必要不可欠。
今後はサービスのみならず、DXを用いた働き方改革や生産性向上が企業に求められています。また日本では行政手続きなど公共サービスのデジタル化が遅れていることから、デジタル庁への取り組みにも注目です。
メタバースとは変化・超越を意味する「meta」と宇宙を意味する「universe」を組み合わせた造語で、インターネット上の仮想空間を様々な人と共有できコミュニケーションを取れます。メタバースはあくまで2Dですが、VRの技術を使うことでオンライン上の世界に没入し3Dにいるかのような体験ができるようになります。
このメタバースがビジネスで注目されている理由のひとつに、コミュニケーションツールとしての新たな可能性です。コロナ禍を経験したことで人と人とのつながりの重要性に気づきましたよね。仮想空間で会話することでコミュニケーション不足を解消する他、コンサートや各種イベントなど、現場に行かなくてもオンライン上での参加ができるようになります。
自然環境と人間社会の共存を指す言葉であるサスティナビリティ、2021年は様々な場面で目にし、多くの企業が取り組んだテーマとなりました。今年はサスティナビリティの一歩先を行く新しい概念、「リジェネラティブ」に注目です。「再生」「繰り返し生み出す」といった意味を持つ言葉で、地球規模の社会課題を解決する考え方です。
持続可能型から循環型な社会へ。環境も組織も新しいフェーズに入ります。
▼関連記事▼
今すぐ実践!サスティナビリティをはじめよう
大手企業が続々と導入を検討している選択的週休3日制。希望すれば1週間に3日の休日を取得でき、ワークライフバランスの向上が期待されます。しかし労働時間が減るため基本給は約2割減額。中小企業ではコロナ禍で仕事が減っている会社も多く、勤務日の労働時間が長くなるのではという懸念点など不安な声が多いのが現実です。テレワークやリモートワークが浸透し当たり前になりつつある現在ですが、より多様な働き方について考えるきっかけになるでしょう。
2022年はビジネス・サービスにおいて「変化」の年です。
デジタル化は今まで以上に急速に進み様々な業界で変革が起こるでしょう。
そして気候の変動にも注意が必要です。
近年台風や豪雨、猛暑など世界各地で異常気象が発生。地球温暖化による影響も無視できずにいます。サスティナビリティへの意識の高まりは地球を変える好機になるでしょうか。
注目していきたいところです。
あわせて読みたい記事はこちら!
2021年はコロナ危機による経済・産業の落ち込みに回復の兆しが見えはじめました。積極的に取り進めたワクチン接種も防疫に確かな効果をもたらしたのです。街には人流が増え活気が戻りつつあります。
その一方でロックダウンや長引いた緊急事態宣言の発動により部品・原材料不足・人手不足は深刻化。世界全体で見ると経済の回復ペースは滞っています。
ニューノーマル時代3年目の2022年はどういったことがビジネスキーワードとして注目を集めるでしょうか。
今回は4つの注目キーワードを紹介し、ビジネスヒントを探ってみます。