お店の状況が、世界中のどこにいてもリアルタイムでわかるということは、非常に安心感がありますよね。また、従業員側としても、良い意味で緊張感を持って仕事に当たってもらえているんじゃないかと思います。
ただ、導入するにあたって最も注意したことは、「君たちを監視するわけじゃないよ」と説明すること。「監視されている」と思ってしまうと、どうしても萎縮してしまい、モチベーションも下がってしまいますから。
ネットワークカメラを導入する前に従業員に対してきちんと、“目的と理由“を説明する場を設けました。まず、飲食業界の流れとしてもカメラを設置するのは当たり前になっているということ。そして何よりも、防犯・トラブル対策を一番の目的としているということを、丁寧に話しました。
どの業界の会社さんでも、ネットワークカメラの設置に関して、その目的や理由を従業員に理解してもらうことを大切にしないといけないと思います。そうしないと従業員たちは、「社長は自分たちのことを信用していないから、監視するんだ」と思ってしまうでしょう。
費用をかけて導入しても、従業員がマイナスのモチベーションになってしまっては意味がないので、それは丁寧に何度も説明しました。もちろん、私自身も四六時中カメラを見ていて、アラを見つけようとか探し出そうとかはしません。
もちろん、たまたま目にしたときに指摘しないといけないことがあったら、当然注意をすることも説明しましたし、実際に指摘するようにしています。
やはり、ネットワークカメラを導入してみて、従業員の意識は向上していると実感しています。ホールだけでなく、キッチンはもちろん、裏口や倉庫にも設置して、衛生管理の徹底にも活用しています。
オフィスの窓口を運営している、株式会社ベーシックシステムがユーザー様にインタビューさせていただきました。