2021/06/08
チームビルディングで社内のコミュニケーション課題を解決

ニューノーマルな働き方が推奨され順応するにあたり、働き方だけではなくコミュニケーションにおける壁が問題視されています。
テレワークや在宅勤務の広がりにより、従来の意思疎通が困難となり
コミュニケーション不足を感じている方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、組織力強化のためどのような改善方法があるのか紹介していきます。

目次

コロナ禍の働き方

パソナ総合研究所が、在宅勤務を経験した1000人余りを対象に去年10月に行ったアンケート調査を行いました。

それによると、「出社勤務時と比べて在宅勤務によるチームのパフォーマンスに変化はあったか? 」の問いに対し管理職の多い50代では、チームとしてのパフォーマンスが「低下した」とする回答の割合が年代別で最も高く「コミュニケーション欠如」を問題として挙げています。

 

また、「在宅勤務を円滑に行うための業務上の課題は何か」という問いに対して、48%の人が「チームのコミュニケーション機会の確保」を挙げ、最も多くなっています。


(参考:パソナ研究所全年代の在宅勤務経験者1,000名に聞く『コロナ後の働き方に関する調査』結果を発表)

 

課題解決のための改善策

職場のコミュニケーション課題解決、働きやすさの向上のために何ができるのでしょうか。改善に役立つ施策をいくつか紹介します。

メンター制度

このコロナ禍における新入社員の仕事への不安はとても大きいです。

 

現場での研修がカット、オンラインでの研修など、対面でのやりとりが減り、組織全体が新しい習慣に慣れていないなかで様々な障壁にぶつかっています。

 

そこでメンター制度と呼ばれる、新入社員一人ひとりに先輩社員が指導役として、仕事の進め方や仕事に対する考え方を指導したり、社会生活の不安や心配事を聞きアドバイスを行う教育制度はとても有効的です。 ブラザーシスター制度ともよばれ、早期離脱防止に効果的とされています。

サンクスメッセージ

サンクスカード(ありがとうカード)は、仕事の中で感じた感謝を名刺サイズのカードに書いて送り合う取り組みです。 オンライン上でのサービスもあります。

 

ホスピタリティ精神を大事にする娯楽・ホテル業界を中心に取り入れられています。

 

社内のコミュニケーション活性化や仕事への満足度、社内の人間関係などに改善が現れ、組織強化に活用できるといいます。

コミュニケーションゲーム

テレワーク化が進み、オンラインによるセミナー参加や研修は増えています。

 

どこからも参加できるというメリットがある反面、「受講者の集中力が続かない」「双方向でのコミュニケーションが難しい」というデメリットがあります。

 

こうした研修に「楽しい」を取り入れたゲーム型研修をすることで、オンライン上でもチームビルディング社内コミュニケーション強化ができます。 例えば以下のようなサービスがあります。

 

 

NASAゲーム
月に不時着した宇宙飛行士という設定で、320km離れた母船に戻るため、手元に残った15個のアイテムに対して優先順位をつけていくゲームです。 「合意形成の行い方」「協調的な問題解決の重要性」について学べます。

 

マーケティングタウンチーム
社会人3年目までに必要なビジネス基礎について、経営体験をしながら学習できます。 どの職種・部署でも身につけておくべき、マーケティング思考・財務感覚・チームコミュニケーションを能動的に学べます。

 

‐リモ謎
リモートワーク×謎解きの新感覚オンライン研修ゲームです。 ビデオチャット通話を使い、チームで協力をしながらストーリーに沿った謎を1時間〜1時間半の間に解き、脱出を目指します。 難易度調整。 大人数での参加も可能です。

 

まとめ

テレワークでも今までのような関係性を築くために、こうしたゲームや施策を取り入れチームビルディングの向上を試みてはいかがでしょうか。 距離感を縮めることがコミュニケーション不足解消のキーとなるでしょう。

 

ぜひ自社に合ったツールを導入し、効果的なオンライン研修の実施、オフィス改革を進めましょう。

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