2020/08/04
2020年最新オフィストレンド

「働き方改革」が推進され、今まで以上にオフィス環境に対する意識が高まり、なかでもワークスタイルを変えるレイアウトや社員の満足度を向上させるデザインに注目が集まっています。さらには新型コロナウイルスの流行に伴い社員同士が距離をとっての仕事が必要となり、オフィスでの働き方を大きく変えることが求められる時代になりました。

そこで今回は、ニューノーマル時代のオフィスづくりのトレンドを解説いたします。

 

 

1.フリーアドレスとフリースペース

2.グリーンをふんだんに使う

3.スケルトンタイプの天井

4.おわりに

 

 

1.フリーアドレスとフリースペース

フリーアドレスとは従来のように社員それぞれが持つ個人専用のデスクはなく、社員が自席を持たずに自由に着席場所を選んで仕事をするスタイルです。最近ではそうしたスタイルの会社も増えてきました。また、一人で集中したいときや、気軽に集まって簡単なミーティングができるフリースペースでの活用も増えています。気分や状況に応じて自由にシフトできる点が最大のポイントです。毎日周りのメンバーが変わることは、コミュニケーションを円滑に人と人との交流や会話が生まれるきっかけになります。現在の社会の需要に沿ったソーシャルディスタンスを確保した机の配置も、フリーアドレス型のオフィスなら可能になります。フリーアドレスは、スペースの有効活用や働き方改革の一環として注目されるワークスタイルです。

 

 

2.癒しとおしゃれ グリーンの重要性

オフィスにグリーンを取り入れることで様々な良い効果をもたらすことができます。

豊かな自然を感じることで、気持ちが穏やかになりリラックスした気持ちになりますよね。観葉植物も同様の効果があり、観葉植物が目に入ると人間はリラックスした気持ちになります。グリーンには目の疲れの緩和や回復効果、精神的疲労を軽減してくれる効果もあります。

人工芝を敷いたり、観葉植物をふんだんに使ったりすると、目にも心にもやすらぎを与えてくれます。壁面に施したり、天井や照明器具に吊るしてみたり、造作テーブルに埋め込んでみたりと方法はさまざまです。グリーンは働く人にも訪れる人にも優しく作用するため、グリーンの取り入れ次第で会社の印象アップにつながります。

 

 

3.スケルトンタイプの天井

従来の閉鎖的で作業するだけのオフィスではなく居心地を重視した「オフィスにいることを感じさせないオフィスデザイン」が求められる傾向になっています。「スケルトン天井」とは、内装の仕上げ作業を行なっていない状態のことを指し、コンクリートがむき出しの状態なので配管や配線が丸見えになります。さらに天井の配管をあえて見せ白で色付けすることで、室内がより明るく見えます。

天井高が50cmから1m以上高くなるので、より開放的に広い空間に開放的に感じることができます。オフィスらしくないオフィスはだと、カフェのように落ち着いた空間で仕事ができます。

 

 

4.おわりに

テレワークを導入しはじめた企業が増え、ITの発達により場所を選ばずに仕事ができるようになりました。そのためオフィスは「必ず行かなければならない場所」ではなくなってきていますが、複雑な情報をやりとりするときや事態の深刻さ、真剣味を伝えるのにはやはり、「Face to face」のコミュニケーションが重要になってきます。新しい発想や考え方を育むためにもまだまだオフィスは価値を持ちます。テレワークよりも快適に働ける空間をつくることが今求められていることではないでしょうか。

 

「オフィスの窓口.com」では、設計・プランニングの際に、お客様が理想とするオフィスを徹底的にヒアリングし、時には定まっていないイメージも一緒に考えてコンセプトを決め、レイアウト・デザインしていきます。10,000社以上の経験とノウハウで、理想のオフィスづくりをトータルサポートいたします。

 

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