2019/02/25
頻繁にかかってくるオフィス機器の「営業電話」 その契約、ちょっと待って下さい!


知らない会社からいきなり営業の電話がかかってくることはありませんか?

「テレアポ」と呼ばれる営業方法は、昔に比べれば減っていますが、まだまだ行っているところはありますよね。

そういった営業電話の中には有益な情報を提供してくれる会社もありますが、断ってもしつこく食い下がったり、何度もかけてくるような迷惑な営業電話もありますよね。

日々お付き合いさせていただいているお客様からも、
「○○株式会社というところから、しつこく営業の電話がくる」
といったご相談をよく受けます。

今回は、実際に弊社のお客様へかかってきたテレアポの事例を一部ご紹介し、その電話にはどういった意図があるのか、正しい情報であるかをどのように判別するのかをご説明いたします。

 

もくじ

1.光回線系の営業電話

「こちらの地区のみ特別に、光回線の料金が安くなります」

 

よく聞くフレーズで、実際に聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

単刀直入にお伝えしますと、そんなことはありえないと思っていただいて結構です。

大半が「光コラボレーション」の営業電話でしょう。

 

※光コラボレーションとは

NTT東西日本が提供しているフレッツ光網を借り、自社商品として販売をしている光回線のこと。

光コラボ

 

光回線を変えて料金が安くなるのなら…と思われる方も多いと思いますが、デメリットも理解した上で契約する必要があります。

 

例えば、障害発生時の対応が、

お客様→コラレボレーション企業→NTT 

となるため、対応が遅くなることが多いです。

 

また、途中解約の際に違約金が発生するなどの縛りがついている場合もありますので注意しましょう。

2.オフィスインフラ系の営業電話

「~に付いている機器が必要なくなりますので、回収に伺います」

 

こちらはオフィスインフラ(ビジネスフォン、ネットワーク機器など)周辺の営業電話です。

 

この電話が正しいかどうか判断するポイントは、「実際に取引がある業者かどうか」 です。

 

これらの機器は日々業務をするにあたり、かなり重要度の高いものです。

そもそも取引の無い業者は、あなたの会社の重要な機器に関する情報を知ることが出来ません。

 

ビジネスフォンやネットワーク機器周辺は複雑に構築されています。

安易に機器の取り外しをしてしまうと、不具合が発生してしまう恐れがあります。

機器の取り換えをご検討の際には、必ず信頼のある会社に確認をとりましょう。

 

サラリーマン

3.複合機の営業電話

 

「~製の複合機をお使いですよね?」

 

こちらは分かりやすいもので、複合機の営業電話です。

 

実際に使用している機械のメーカーや製品名を出して、信用度を上げる手法です。

他のテレアポや飛び込み営業で収集した情報がデータベースに入っているので、メーカーや製品名があっている場合も多く見受けられます。

 

実際に料金の提示をしてくることもあります。

「お、今の機械より安いな」 

と思っても、少し注意が必要なポイントがあります。

 

・複合機の月額金額を提示されている場合

おそらくリース契約での案内です。

複合機は5~6年の期間でリース契約をすることが多いです。

この電話で提示されているものが、一体何年リースなのかチェックが必要です。

同じ金額でも5年リースと6年リースでしたら、当然6年リースの方が月々のコストとしては安くなります。

 

また、現在使用しているコピー機をリース契約している場合、リース残金の確認も必要です。

解約金について、よく確認しましょう。

 

・保守について

現在多くのコピー機が「カウンター契約」という形体で保守契約をされています。

出力をするごとに料金が発生し、モノクロ1枚○○円、カラー1枚○○円 といった契約です。

本体の料金以外に、毎月こちらのカウンター料金が発生しますので、必ず確認しましょう。

 

また、複合機はメンテナンスが重要な機器ですので、しっかりとしたサポート体制が整っている会社を選ぶ必要があります。

いざというときにストレスにならないよう、よく調べてから契約しましょう。

複合機

4.おわりに

いかがでしたでしょうか?

 

営業電話に限りませんが、契約をお考えの際は今一度確認をしてみてください。

 

その際に本コラムがご参考になれば幸いです。

 

オフィスの窓口.comは、皆様のオフィス環境をより良くするために尽力しております。

この契約は本当に必要なのか?

見積もりの金額は適切か?

 

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