もくじ
はじめに
手差し印刷を使ってはがきを印刷する場合は、必ず試し刷りをしてください。
印刷の向きや印字位置のずれ、色味など確認してから本番印刷を始めましょう。
インクジェット用紙はNG
「インクジェット用紙」のはがきは、複合機には使用できません。
インクジェット用紙は、インクジェットプリンターに対応したはがきで、表面にインクが定着するようにコーティングがされています。
複合機の印刷は、熱を利用してトナー（塗料）を紙に定着させる方法なので、インクジェット用紙を複合機で使ってしまうと、コーティングが溶けて、複合機内のパーツに付着してしまいます。
故障の原因になりますので、気をつけてください。
そのほかにも、もともと印刷がされていたり特殊な加工のされている紙の印刷は向いていませんので注意しましょう。
複合機の印刷には、「普通紙」のはがきが最適です。
はがき同士の静電気を除去
購入してきたばかりのはがきは、はがき同士で密着して静電気を起こしていることがあります。
はがき同士がくっついたままだと、紙送りが上手くできません。
セットする前に、はがきとはがきの間に空気を入れるようによくさばきましょう。
ガイドに沿って正しくセット
手差しセット部分に正しくセットできていなければ、印刷向きが違ってしまったり印字がずれてしまったりします。
お使いの複合機の説明書をよく読んで、正しくセットしましょう。
それから手差しセット部分にはガイドラインがありますので、そのガイドに沿ってセットしてください。
ガイドからずれて斜めにはがきがセットされてしまうと、紙詰まりの原因になります。
また、1度にセットするはがきの量が適正量を超えると、上手く紙送りがされません。
適正量についても、手差しセット部分にガイドの記載がありますので、確認しましょう。
フチなし印刷はできない
フチなしの年賀状デザインはとてもおしゃれですが、残念ながら複合機の印刷工程上、フチなし印刷はできません。
パソコン側で、フチなし印刷設定を指定しても、印刷されたものには必ずフチが付いてしまいますので、デザインには注意が必要です。
おわりに
いかがでしたか？
年賀はがきの手差し印刷で気を付けるべきポイントをご紹介しました。
これらをおさえればきっと、年賀状印刷が上手くいくはずです。
年の瀬に慌てることのないよう、早めのうちに年賀状の準備を始めましょう！
もう会社の年賀状作成はお済ですか？？
印刷会社に依頼する方も多いかと思いますが、ちょっとコストが気になる…という方もいるのでは？
会社の複合機を使って印刷すれば、印刷会社に依頼するよりも低コストで仕上げることができます。
年賀状を印刷するのに使うのは「手差し印刷機能」ですが、なかなか使用する頻度は少なく、いざ使ってみると紙詰まりしたり、文字や画像が思った通りの場所に印刷されなかったり…失敗も多いですよね。
そんな難しい年賀はがきの手差し印刷について、気を付けるべきポイントをご紹介します。