・Google Chrome
・Internet Explorer
・Microsoft Edge
・Mozilla Firefox
・Safari
「Webブラウザ」は、略して「ブラウザ」と言うことが多いです。
ブラウザとは、パソコンやスマホで、インターネット上にあるWebサイトを閲覧するためのソフトのことです。
例えばインターネットで調べものをするとき、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索をしますよね。
そのときパソコンやスマホではGoogle Chrome(以下Chrome)やInternet Explorer(以下IE)、Safariなどのソフトを立ち上げています。
それらがブラウザです。
パソコンやスマホには、標準で決まったブラウザが最初から搭載されています。
WindowsならIEやMicrosoft Edge(以下Edge)、AndroidならChrome、MacOSやiOSならSafariなど。
しかし、自分でインストールすれば他のブラウザを使用することができます。
※使用できるブラウザが限られている場合もあります。
ブラウザは種類によって、表示の方法やスピード、便利機能や拡張機能などのサービスに違いがあります。
今回は、主要な5つのブラウザのシェア率と特徴をご紹介いたします。
ではまずはじめに、主要な5つのブラウザのシェア率を見てみましょう。
日本、そして世界ではどのブラウザを使っている人が多いのでしょうか?
※StatCounter http://gs.statcounter.com/ 2018年11月
世界的に見ると、Chromeが圧倒的にシェア率が高いです。
デスクトップでもモバイルでも半数以上がChromeを利用しているようです。
日本だけで見ても、Chromeのシェア率が一番高いですが、世界に比べるとSafariの利用率が高めです。
これは、日本はiPhoneユーザーが多いため、iPhoneに標準で搭載されているSafariのシェア率が高くなるのでしょう。
モバイルのみのシェア率だと、Safariユーザーが67%を占めています。
また、デスクトップのシェア率を見ると、日本はChromeの次にIEの利用者が多く17%近くもいることが分かります。
これは、Windows8.1以前のOSの標準ブラウザがIEだったからで、一時期はIEが9割ほどのシェア率を占めていました。
Windows10からはIEの後継であるEdgeが標準ブラウザになっており、IEの利用者はどんどん減少しています。
とはいえ、後継のEdgeの利用者はそこまで急増しておらず、IE利用者だった人はChromeへ移行している場合が多いようです。
Chromeはパソコンに標準で搭載されていない場合がほとんどなのに、シェア率ナンバーワンの人気があるのはすごいですね!
では、主要なブラウザ5つをご紹介したいと思います。
<Google Chrome>
Googleが提供しているブラウザで、パソコンでもモバイルでもシェア率ナンバーワン。
2013年からトップシェアをキープし続けています。
ページの切り替えスピードが速いのと、PC版では便利な拡張機能を無料で利用できるのが特徴です。
サイトの閲覧履歴やブックマーク、各種設定をGoogleアカウントに保存するため、パソコン・スマホ・タブレットで同期することができます。
また、機能追加やバグ修正などのバージョンアップが自動で行われるため、手間がかからず、最新版使用率はほぼ100%です。
Googleはセキュリティに厳しく、危険性が高いと判断される仕様は積極的に廃止されます。
そのため、安全性は高いですが、他のブラウザに比べると表示できないものが多いかもしれません。
Chromeをメインで使って、表示できないサイトがあった場合のみ他のブラウザを利用する、という使い方がいいと思います。
<Internet Explorer>
Windows8.1以前のOSに標準搭載されていたブラウザで、数年前まではシェア率トップでした。
(Windows10にも搭載されてはいますが、規定のブラウザに設定されていません。)
しかし、セキュリティ面での不安もあり、Microsoftの新たなブラウザ「Microsoft Edge」もあるため、利用者はどんどん減っています。
2020年にはFlash Playerのサポートが廃止するなど、IEでなければ表示できないWebコンテンツは減っていきます。
また、新たに制作されるWEBサイトはIEへの対応を考えていないことも多く、IEで見ると表示崩れが起きているサイトが多くあります。
Microsoft自身もEdgeの利用を勧めていますし、今後IEをわざわざ利用するのはおすすめしません。
IEでしか利用できない独自のシステムなどを利用している場合は、そうした依存性をなくし、最新のブラウザで閲覧できるように見直す必要があるでしょう。
<Microsoft Edge>
Microsoft社が提供していて、Windows10から標準搭載されたブラウザです。
Windows8.1以前のOSでは利用することができません。
IEの後継ですが雰囲気は大きく変わっており、どちらかというとIEより、ChromeやFirefoxに似ていて、とてもシンプルなデザインです。
Webサイトに手書きで書き込みをしたり、メモを残せる機能や、リーディングモードといって、内容に関係ない画像等を取り除き、読みやすく整えてくれる機能もあります。
スマホなどの小さい画面のときに役立ちそうですね。
来年にはWindows7のサポートが終了するので、Windows10の使用率が上がり、Edgeのシェア率も上がるのではないでしょうか。
MicrosoftがIEの後継として、シェア率回復のために作った新ブラウザなので、今後の改良が期待されます。
<Mozilla Firefox>
Mozilla Foundationが提供しているブラウザです。
ChromeやEdgeに比べて、かなり昔からある古参ブラウザです。
歴史が長いため、膨大な拡張機能があり、自分好みにカスタマイズできるのが特徴です。
Chrome同様アドオン(拡張機能)が豊富で、たくさんのアドオンが無料で提供されています。
また、テーマの種類も豊富で、気分や好みに合わせてウィンドウのデザインを変更することができます。
<Safari>
アップル社が提供しているMacに最適化されたブラウザです。
Windowsを使用している人には向いていません。
まさに、Appleユーザーのためのブラウザです。
Safariの特徴としては、画面の表示がきれいなことが挙げられます。
色彩が綺麗で、文字もみやすく、デザイン性を重視するAppleらしい特徴です。
また、バッテリーの持ちがいいため、スマホで使う際にはありがたいですね。
いかがでしたか?
「Webブラウザ」とはなんなのか、また、主要な5つのブラウザの特徴やシェア率を簡単にご紹介しました。
自分に合ったブラウザを見つけるには、まずはいろいろ使ってみるのがいいと思います。
特定のブラウザでしか開かないものや表示くずれが起こる場合もあるので、そういったときのためにも複数のブラウザをインストールしておいて損はありません。
今まで意識していなかった人も、色んなブラウザ利用してみて、自分に合ったブラウザを見つけてみてください♪
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今回は、「Webブラウザ」についてご紹介いたします。