オフィスにネットワークカメラを導入する際には、まずその目的を明確にすることが大切です。
高度な技術と組み合わさり、多種多様で高性能なネットワークカメラがたくさんあります。
その中から、目的に合ったネットワークカメラを選ばなくてはなりません。
カメラの機能や設置場所、使い方が適切でなければ、十分な効果が得られず、無駄になってしまいます。
コスト面でも、高性能なものはやはりそれだけ値段も上がるので無駄のないよう選びたいところです。
また、設置する台数にも制限がありますよね。
だからこそ、最適な導入ができるように「何のために」「何を監視する」のか、目的や優先順位を明確にする必要があります。
オフィスにネットワークカメラを設置することで、常に監視されているようで、強いストレスを感じる従業員もいます。
また、説明なしにいきなりオフィス内にネットワークカメラが設置してあると、不信に思われてしまうかもしれません。
設置する目的や、録画された映像データの利用方法などの社内規定を取り決め、従業員の同意を得て社内で徹底することで、不要なトラブルを避けることができるでしょう。
従業員に導入目的を伝える上でおすすめなのは、「導入することで従業員さんを守ることにつながる」などと、従業員さんのことを想って導入するんだという意思を伝えていただくことです。
また、執務室のネットワークカメラは目立たないドーム型のカメラを使用するなどして、圧迫感を感じさせない工夫をするのもいいかもしれません。
当然ですが、終業後や休憩時間、トイレや更衣室などのプライベートな行為の監視や、当初の目的と関係ない、私情や好奇心といった理由で録画データの映像を監視することはプライバシーの侵害です!
ネットワークカメラの導入が手軽になったことで、「インターネットに繋いで映像を送信している」という意識が希薄になってしまい、セキュリティ意識が低い方もいるようです。
ネットワークカメラは、個々にIPアドレスを持つIT機器です。
ネットワークに繋いでいる以上、マルウェアに感染したり、ハッキングされて映像が流出したりする恐れがあります。
つまり、ネットワークカメラもパソコンと同じようにセキュリティ対策が必要なのです。
最低限、これらのことは行いましょう!
●IDやパスワードを複雑なものに設定する。初期値のまま使用しないこと!
●メーカーから新しいファームウェアが出たら必ずアップデートし、常に最新の状態にしておくこと!
●ファイアウォールなどで、安全性の確保されたネットワークで使用すること!
●ユーザーごとに適切な権限を設定すること!
あとは、「脆弱性が見つかった際に、すぐに対応するセキュリティパッチの配信をしてくれる」など、信頼できるメーカーのものを使いましょう。
海外のものだと、あらかじめ悪意のあるプログラムが組み込まれていることもあるそうなので要注意です。
いかがでしたか?
何も準備をしないでネットワークカメラを導入すると、十分な効果が得られなかったり、無駄なコストを使ってしまう可能性があります。
オフィスにネットワークカメラを導入する際には、
●ネットワークカメラ導入の目的を明確化する
●従業員のためを想った導入目的を共有する
●ネットワークカメラのハッキングを防ぐセキュリティ対策を施す
この3つをしっかり行いましょう!
とはいえ、ネットワークカメラの導入には専門的な知識が必要な部分も多いですので、まずはプロに相談するのが賢明です!
オフィスの窓口ドットコムでは、オフィスづくりのプロが、メーカーと連携し、お客様にとって最適なご提案をいたします。
ネットワークカメラに関する疑問や不安点など、お気軽にご相談ください♪
今までは、防犯カメラと言えばアナログ方式のカメラが主流でしたが、ここ数年はデジタル方式のネットワークカメラが主流になってきています。
2020年の東京オリンピックに向けて、都市部を中心にセキュリティ意識が上がっており、町中でも交差点や駅、公園など、防犯目的でネットワークカメラが設置されているのをよく見かけます。
また、ネットワークカメラは高機能化・高画質化が進み、その活用用途は「防犯」だけにとどまりません。
初期導入費用がかからないことや、運用が簡単なことから、一般家庭でも子どもやお年寄り、ペットの見守りに活用されています。
オフィスでは在庫管理や顧客サービス向上、業務効率の改善など、幅広く活用され、今後も普及が進んでいくと思われます。
そこで、これからオフィスにネットワークカメラの導入を考えている企業に、ネットワークカメラの導入を成功させるための3ステップをお伝えいたします!