2018/05/28
防犯目的だけではない!進化したネットワークカメラの機能と活用用途をご紹介

 

先月、キヤノンマーケティングジャパン主催の「映像ソリューションフォーラム」に参加してきました。

「映像ソリューションフォーラム」では、ネットワークカメラを利用した、安心・安全を見守るツールから、生産性向上やマーケティングへの応用など、課題解決のためのソリューショが数多く展示されていました。

ネットワークカメラの機能や活用方法などをたくさん学んできたので、今回はネットワークカメラについて、紹介したいと思います!

 

最後に、弊社で導入しているネットワークカメラについてもご紹介いたします!

目次

ネットワークカメラとは

そもそも「ネットワークカメラとは、ネットワークを介して通信することができるビデオカメラの事で、カメラ自体がIPアドレスを持っていることから、「IPカメラ」とも呼ばれています。

 

遠隔地からリアルタイムの映像を、PCやスマホから見られたり、複数のカメラを1台のPCで一括して見ることができます。

 

ビデオテープなどの物理的な記憶媒体を必要としないため、従来のアナログカメラに比べると省スペースでの設置が可能。

 

PoE(データ通信と同時に電力を供給することができる仕組み)対応の場合はLANケーブル1本で運用できます。また、無線対応の場合は、電源さえあれば設置が可能になるので、配線がすっきりしています。

 

スペース&コスト削減、運用管理が簡単なのが、ネットワークカメラの特徴です!

ネットワークカメラの機能

それでは、「映像ソリューションフォーラム」で見てきたカメラの機能をいくつか紹介したいと思います。

 

 

顔認証システム

カメラ映像から「顔」を認識し、登録した顔情報と照合することで個人を特定することができます。

 

人物属性分析

性別年齢、さらには表情を読み取りデータ化します。

 

カラーバーコード

2次元カラーバーコードを活用し、対象となる人や物の識別と管理を行います。

 

動線分析

レーザー・センサーを利用して人や物の流れ、滞留を可視化します。

 

生産ラインの可視化

生産ラインの実績データと映像を紐づけることで、製造現場の問題を可視化します。

 

人数カウント

行列の人数、待ち時間をリアルタイムに推定し、スタッフへアラートします。

 

プライバシー配慮

人物をシルエット表示し、プライバシーに配慮した映像活用が可能です。

 

ネットワークカメラの活用用途

次に、上記の機能の活用シーンや活用用途をご紹介いたします!

 

 

防犯対策

顔認証やカラーバーコード認証で従業員の入退室を管理。

夜間や逆光でも鮮明な映像を保持できるので、部外者の侵入をしっかり監視します。

動くものがあった時だけ録画を開始したり、指定したエリアに侵入したときにアラートしたりと、様々な機能のカメラがあるので、シーンに合わせた最適な機器でセキュリティを強化できます。

それから、防犯対策としては、“防犯カメラを設置している”だけで、犯罪の抑止効果がありますよ!

ダミーのカメラでも、ないよりはマシかも!

ビルのロビー

 

 

 

マーケティング活用

小売店などで、来客人数を曜日や時間ごとに計測、さらに年齢や性別などの人物属性を読み取ることで、どの時間帯にどのような人がどのくらい来たのかを分析することができます。

顧客の動線分析で、何に興味を惹かれているのかなど、商品の陳列の改善にも役立てられます。

行列の人数や待ち時間を把握することで、適切な要員配置や誘導が可能になり、混雑緩和に繋げることも!

 

 

 

作業効率アップ

工場などではカラーバーコードを利用して、従業員の動線をリアルタイムに描画することで無駄な動きが一目瞭然!生産ラインの改善に役立てます。

移動距離などから、作業場所や設備レイアウトの検討にも効果があります。

さらに、カメラを導入することで効率の良い動きや丁寧な作業を心掛けるなど、従業員の意識向上にも繋がるでしょう。

食品製造の現場では、異物混入などのトラブルの抑止にも効果が期待できます。

作業の研修に、ネットワークカメラで撮影された映像を使うのも、分かりやすくていいですね!

倉庫

 

 

 

 

信頼性確保

ネットワークカメラを導入していることで、“セキュリティを意識している”ということをアピールできます。

また、製造業では作業映像を公開することで安全性をアピールするなど、外部の方に意識の高さをアピールする材料になります!

混雑状況の把握など人物の特定は必要なく、人がいるかいないかの判断だけしたいときは人物をシルエット化する機能を使い、プライバシーに配慮した活用方法がいいでしょう。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けセキュリティ対策の意識が高まっているので、セキュリティ意識があることをアピールしましょう!

 

 

 

安心安全

介護施設や保育施設では侵入防止などの防犯対策はもちろん、ご家族、保護者向けにカメラ活用を発信することで安心感を与えることができます。

また、配線工事が不要で、低コストのものも増えているので、自宅でも気軽に導入できます。

お留守番しているペットや家族の見守りとしていかがでしょうか?

ペット用の、自動餌やり機がついているものもあるみたいですよ!

介護

 

 

機能や用途はさまざま!

監視、防犯のイメージが強いネットワークカメラですが、最近では、高度な技術と組み合わさり、様々な機能を備えたネットワークカメラがたくさんあり、使い方もさまざま!

 

こちらの記事を参考に、ネットワークカメラの活用シーンを想像してみてください。

意外なネットワークカメラの使い方を発見して、驚きの効果が得られるかも!?

 

ネットワークカメラに興味がある方、ちょっとした質問や相談でも大丈夫ですので、気軽にお問い合わせください♪

 

▶ネットワークカメラのページはこちら

▶お問い合わせはこちら

 

導入事例

弊社導入のネットワークカメラのご紹介

弊社でももちろん、ネットワークカメラを導入しています!

 

入り口や廊下、オフィスのメインスペースに、防犯対策として。

そして、オフィスから徒歩5分ほどの場所にある倉庫にも3台設置してあります。

こちらは防犯だけでなく、在庫の管理にも役立てています。

 

メインスペースのネットワークカメラには、無線対応カメラを活用しています。

このカメラの映像はいつでもどこからでも、社員全員がスマホから簡単に見られるようになっています。

今オフィスに誰がいるかなぁ、なんて時に、簡単にオフィスの様子を見ることができるんです!

無線対応なので、Wi-Fi環境があればポンと置いて電源に差すだけ!配線工事が必要ありません。

オフィスのレイアウト変更などがあっても、簡単に移動させることできます。

 

そのネットワークカメラがこちら!

AXIS(アクシス)のM1065-LW

axis

 

 

こちらはPCからみた映像。

PCから

 

 

スマホからも!

スマホから

 

 

こちらのネットワークカメラはオフィスの窓口.comでお手頃価格で販売中です!

AXIS M1065-LWのご紹介

世界シェアトップのAXIS社のネットワークカメラ「AXIS M1065-LW」

基本工事設定費用込みで56,000円(税抜)で販売中!

最大解像度:1920×1080 HDTV 1080p

最大フレーム数/秒:30

幅×高さ×奥行:60mm×106mm×37mm

水平画角:110°

重量:128g

ワイヤレス通信に対応で、エッジストレージにmicroSDカードをサポート。さらにAXIS独自のテクノロジーで高品質を維持したまま膨大なデータを大幅に圧縮し、録画サーバーのHD容量を軽減します。

その他、マイク、スピーカー、モーションセンサー、デイナイト機能、赤外線照明などの機能を搭載。

 

AXIS M1065-LW

おわりに

オフィスの窓口ドットコムでは、お客様の環境やご要望に合った最適なご提案をいたします。

ネットワークカメラに関して、疑問や気になることなど、お気軽にお問い合わせください。

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