当たり前のことかもしれませんが、複合機は機械ものです。
複合機にとって「室内のほこり」、「暑さ」、「湿度」などは決して良いものではありません。
・ほこりによって機内のローラのすべりが悪くなる
・暑さによってパーツが故障しやすくなる
・湿度によって紙がうまく運ばれない、うまく紙にトナーが定着しない など・・・
「ほこり」がひどい様であったり「温度が高い」場合は設置場所を見直してみてください。
複合機の理想的な設置場所としては
・きれいに保たれているフロア
→専用のスペースや部屋があると尚良し
・一定の涼しい温度管理できる場所
・端に寄せすぎてなく、一定の余裕があるスペース
→放熱がきちんと行われ、機内の温度を正常に保ちやすいためです。
などがあげられます。
少し大げさかもしれませんが、快適にお使いいただくためには効果的です。
湿度によって、用紙は水気を帯び、ベストな状態でなくなります。
複合機が出力する上ではそれは誤差になってしまいます。
・複合機のそばに、専用の除湿機を導入する
・用紙のみ別室に保管し、徹底した湿度管理をする
などの方法もありますが、一般的なオフィスでは難しいかもしれません。
なので、今回はもう少し簡単な解決方法をお教えします。
除湿効果のある、「シリカゲル」を入れるという方法です。
このシリカゲル、みなさんご存知でしょうか?
用紙のカセットに1~2個入れておくことで、用紙が水分を吸うことを止めてくれます。
写真のようなもので、乾燥剤が袋に入っています。
けっして高価なものではありません。
入っている紙がしめっている、カールしていると感じるのであれば、
ぜひ購入してみてください。
あまり聞きなじみがない言葉かもしれません。
紙を捌く(さばく)というのは、紙に空気を入れてあげる作業のことです。
袋から取り出したばかりの用紙は、きれいに一枚一枚に密着しており、
「静電気」が発生していることがあります。
その静電気が紙詰まりを引き起こすのです。
通常は印刷する工程で、用紙は1枚1枚順番に運ばれて行きます。
しかし、紙と紙が密着した状態で運ばれていくと、それが2枚同時に運ばれてしまうことがあります。
それによって機械側が想定と違う動きを確認し、紙詰まりが起きてしまうのです。
用紙を束で補充する際、空けてそのまま入れていませんか?
紙詰まりが気になるようでしたら一手間をかけ、紙をぱらぱらとしてみましょう。
それによって紙と紙の間に空気が入り、静電気を抑えることができます。
前述したとおり、複合機は機械ものです。
複雑なトラブルであった場合、どうしてもエンジニアによるメンテナンスが必要になってきます。
担当エンジニアにご連絡し、トラブルシューティングを依頼してください。
それでもだめだった場合・・・
新機種の導入も検討してみてください。
何年間ご利用であろうとメーカーからのパーツ供給がある限り、メンテナンスを行えば複合機を使い続けることは可能です。
しかし、その都度交換までの時間(ダウンタイム)が発生してします。
従業員のみなさまにとっては、ストレスのかかる環境になってしまうでしょう。
使用頻度によりますが、複合機の耐久年数は5年とされています。
それに合わせて、一般的に各メーカーや販売店は、5年リースで案内しています。
オフィスの窓口.comでは、月々の使用枚数やカラー/モノクロの比率などから、
あなたのオフィス環境にぴったりな複合機をご提案いたします。
お気軽にお問合せフォームよりご連絡下さい。
いかがでしたでしょうか。
コピー、プリンター、FAX、スキャン機能など、オフィスの中心ともいえる複合機。
そんな複合機のトラブルで多いのが、「紙詰まり」です。
かんたんに改善できることもありますので、みなさまぜひ試してみてくださいね。
・この書類を急いでコピーしたいのに・・・
・少し前までは問題なかったのに・・・
・最近買い替えたばかりなのに・・・
複合機(コピー機)を使用するにあたり、避けては通れないトラブル『紙詰まり』
私も新入社員のころ、紙詰まりが原因で先輩から頼まれたコピーができず、
ひやひやした経験があります・・・
そんな複合機の紙詰まりですが、予防策があることをご存知ですか?
今回は、3つの予防ポイントについてお教えします。