2023/08/23
Webサイトを最大限に活用する7つのポイント

Webサイトを最大限活用するためには、戦略を練る必要があります。目的や目標を持たず運営しても、ゴールが明確でないために力が分散してしまいます。明確な目的を持ち、どのようなターゲットに向けて作成するかを考え、その目的や目標に合わせてコンテンツやデザインを最適化する化しましょう。今回はWebサイトを最大限に活用する7つのポイントをお伝えします。

 

1.明確な目的と目標設定

ウェブサイトを作成する際には、明確な目的を持ち、どのようなターゲットに向けて発信するのかを考えましょう。そして、その目的や目標に合わせてコンテンツやデザインを最適化します。例えば、Webサイトを活用して顧客を増やしたい場合は「集客」を意識したWeb設計を行います。SEOを強化してサイトのアクセス数を増やしたり、商品・サービスの価値や魅力を発信したりして、新規顧客を獲得するためのWeb施策を行います。その上で、Web制作やリニューアルで何を目標にし、どんな設計にするのかを決めていきます。

 

2.使いやすいナビゲーション

ユーザーがウェブサイト内を簡単に移動できるように、分かりやすいナビゲーションを提供しましょう。メニューやカテゴリーを適切に整理し、ユーザーが求める情報に迅速にアクセスできますように。サイト内で迷った時などもすぐに戻れるよう、また目的のページへ簡単にたどり着けるよう目立つ位置に配置しましょう。一般的には画面上部(ヘッダー)に配置されていることが多いです。また、ページ内で迷ってしまって離脱することを防ぐためには画面スクロールさせても表示される「追従型メニュー」が効果的です。追従型メニューはユーザーに目的のページに進んでもらうための手助けとなり、離脱を防ぐことができます。

 

3.価値のあるコンテンツの提供

Webサイトの役割は「ユーザーの課題を解決すること」です。ユーザーに価値のある情報やコンテンツを提供することが重要です。ユーザーは自身の課題を解決するために、自発的にWebサイトに訪れ、能動的に情報を探します。Webサイトはセルフサービスのツールのため、利用中のユーザーに対し、横から操作方法をレクチャーしたり、求めている情報の掲載場所を教えてあげたりすることができないため、自らの力で目的とする情報を探さなくてはいけません。良質な記事、ビデオ、画像などを活用して、ユーザーの興味を引く情報を提供しましょう。

 

4.レスポンシブデザインの採用

対象とするユーザーが利用するどのデバイスでも、使いやすく、見やすいものであることは最低限おさえるべきポイントとなります。ユーザーは様々なデバイスでウェブサイトにアクセスします。 そのため、レスポンシブデザインを採用して、異なる画面サイズに適応するようなデザインを実現しましょう。近年はスマホからサイトを見る人が全体の8割といわれています。もし、レスポンシブ対応していなければ、ユーザーはスマホの小さな画面でPC用のサイトを閲覧しなければなりません。そうすると、文字が読みづらく離脱につながりますので、レスポンシブデザインは必要不可欠です。

 

5.速度とパフォーマンスの最適化

Webページの表示速度を改善することで、ユーザーの離脱率を大幅に改善することができます。多くのユーザーにリーチできるようになるため、結果としてコンバージョンや売上につながる可能性も向上します。また、ページ読み込み速度が速いとGoogleの検索順位が上昇します。これはGoogleがオフィシャルで公表していることです。アクセス数を増やし、且つ、早期離脱を防ぐためにも画像の最適化、キャッシュの活用、不要なスクリプトの削除など、ウェブサイトの速度とパフォーマンスを向上させましょう。

 

6.コンバージョン機能の最適化

コンバージョン機能の最適化とは、自社サイトに訪問したユーザーのうち、商品購入や資料請求などの最終的に達成したい目標(コンバージョン)に至る割合を最適化するWebマーケティングの施策です。もし、Webサイトがビジネスの為である場合、コンバージョン率を向上させるための機能を組み込むことが重要です。例えば、購入ボタンの配置やフォームの簡素化などがあります。また、コンバージョンを上げるためのテキストやデザイン、配置箇所なども重要となってきます。

 

7.分析と改善の徹底的

ウェブサイトのアクティビティを定期的に分析し、どのページが人気なのか、ユーザーの行動パターンはどうかなどを把握しましょう。これによって、必要な改善を行い、ユーザーエクスペリエンスを向上させますことができます。サイト改善には、「現状分析」→「目的設定」→「施策実行」→「効果検証」の大きく4つの段階に分けられるサイクルをまわすことが必要です。Webサイトは作って終わりではなく、作ってからがスタートです。少なくても月1で分析と改善を行っていくのが理想です。

 

まとめ

Webサイトを運営する上で最初に重要なのは、明確な目標を設定することです。目標がなければ分析も改善もできません。また、Web運用はサイトを更新するだけではありません。ブランディングやECサイトへの導線設計などさまざまな役割があります。それらを考慮したうえで、結果を求める運用を行なっていきます。今回お伝えしたポイントを考慮してWebサイトを構築し、常に改善を意識することで、Webサイトの活用度を最大限に引き出sしていきましょう。

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