2021/10/20
オフィスリノベーションで社員のモチベーションを向上させる方法は?目的別で考えるデザインのポイントまとめ

オフィスのリノベーションの計画を立てる時、どんなことを目的としていますか?
整理整頓されたオフィスでしょうか?スピード感、効率重視の導線づくりでしょうか?圧迫感のない開放感ある広く見えるデザイン?
オフィスデザインそのものを新しくしたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
はたまた、働き方改革でフリーアドレスの採用、コミュケーションの円滑化、柔軟な思考を持たせるためと社員のモチベーション向上に特化したデザインを取り入れたいとお考えでしょうか。
目的を明確にすることにより、どのような改装を行う必要があるかを知ることができます。オフィスでの問題を洗い流すことで、オフィスデザインの質は上がっていきます。

 

今回は、皆さまのリノベーションの目的の明確化のため、よくある現状課題とどのようにデザインしたら良いか紹介していきます。

目次

リノベーションの流れ

まずオフィスリノベーションの流れを紹介します。
こちらはofficeの窓口.comのオフィスリノベーションサービス工程です。

 

1ご要望ヒアリング、方向性・コンセプト確認
2レイアウト図、3Dイメージ作成
3全体スケジュール設計
4お見積り作成、ご提案
5オフィスレイアウト、デザインのプロジェクト管理
6アフターフォロー

 

工程に入る前に、お客様がどんなオフィスづくりがしたいかお伺いします。
ここでの“目的の確認”はとても大事でこの先進めていく上で軸となります。

 

よくある現状課題

課題1 ストレス

▶課題点

仕事にストレスはつきもの。双方のコミュニケーションがうまくいかなかったり、スケジュールが思ったように進まなかったり、様々あることでしょう。ストレスが溜まりリフレッシュしないと心身ともに不調になります。私生活やその後の仕事に影響を与えます。

 

▶課題解決デザイン

ストレスを解消するためにはパーソナルスペースとリフレッシュできる環境づくりが大事です。
パーソナルスペースは、他人に近づかれると不快と感じる空間のことです。
人によって異なりますが、集中して仕事をするための最適なデスクの幅は、1.4mといわれています。仕事におけるパーソナルスペースの範囲は1m~3m。
これを意識したオフィスレイアウトにすることで、業務中のストレス緩和が期待できます。


人間はバイオリフィア(緑あふれる自然環境)を好む性質にあると言われています。
自然は癒し効果があるだけでなく、余裕を感じさせ、心を解放させてくれます。
意図的にアースカラーを用いた家具を導入し、観葉植物を置くことでヒーリング効果が期待できるでしょう。
白を基調としたオフィスであっても、アースカラーは取り入れやすく空間に調和するのでおすすめです。

課題2 一体感、コミュニケーション不足

▶課題点

テレワークの導入が広まり場所に制約されない働きやすい社会になりつつありますが、企業の一員であるという意識が薄れることが心配ではありませんか?
個々で仕事する機会が増えると、組織力が低下する恐れがあります。

さらにはコミュニケーション不足から意思疎通が滞り、ストレスやミスへと繋がってしまいます。
コミュニケーションが取りずらい環境や人間関係になると、離職へとつながりかねません。

 

▶課題解決デザイン

オフィスへの帰属意識を強めるということは会社への愛着を深めるということです。
コーポレートカラーを基調としたデザイン、落ち着き感あるシックなデザイン、ガラス張りの解放感と透明感あるデザイン、木目や自然色を使ってあたたかみあるデザインなど
会社の特長や訪れた人に持ってもらいたいイメージを意識してみましょう。自慢できるオフィスになれば、この会社で働いていることに社員が自信を持ち向上心がアップします。

課題3 創造性アップ

▶課題点

ビジネスの現場で求められているのはクリエイティブなアイデア。クリエイティブな発想を生み出すのに大事なのは、インプットとアウトプットのバランスです。
情報のインプットは仕事中に自然とできているものですので、ここで注目したいのがアウトプット。せっかく面白いアイデアを思いついても誰かに話したり行動に起こさなければ実現まで至りません。斬新な企画を世の中に打ち出したいが何からはじめたらいいか分からないと考える人もいるでしょう。そうしたクリエイターやデザイナーに必要なのが、創造性のあるオフィスづくりです。

 

▶課題解決デザイン

アウトプット…アイデアを開放できるオープンな空間
インプットで吸収した情報や知識を組み立てる作業をします。会議室にモニターやホワイトボードを設置して、人やアイデアが集まる“場づくり”をします。
社員のクリエイティブなアイデアを育てるために、オフィス自体がそれを支援するような体制も必要です。エントランスに本棚、会議室にアート作品を飾ってみるのはいかがでしょうか。仕事の合間にリフレッシュできたり、新鮮なアイデアの創造につながります。

まとめ

以上、オフィスリノベーション課題とその解決デザインを紹介しました。
コロナ禍を機にテレワークやリモートワークが増えどこでも働けるようになりました。
それによりオフィスに行かなくても仕事ができるから会社に行きたくない、行く意味が分からないと思うようになった人は少なくありません。しかしオフィスが従業員のモチベーションアップに繋がるようなデザインだったらどうでしょうか?
オフィスで働きたい!チームのみんなと会って打ち合わせしたい!
そう思われるでしょう。

高い生産性や効率性を求めるならやはり、オフィスで仕事をすることが望ましいです。

「ここで仕事をしたい!」と思わせることが、昨今のオフィスづくりにおいてとても重要です。

 


 

社員のモチベーション向上のためにもまずは、どんなオフィスづくりがしたいか“目的の確認”をしてみましょう。


何からはじめたらいいかわからない、そうお悩みの方はぜひofficeの窓口.comにご相談ください。


皆さまの課題を解決し、理想をカタチにするお手伝いをさせていただきます。

 

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