2018/06/25
オフィスの「地震対策」は大丈夫?危険度をチェックしよう!

皆さんご存知の通り、日本は地震大国です。

いつ、どこで大きな地震が来るか分かりません。

 

しかしながら、オフィスの地震対策をきちんとやってない会社はけっこうありますよね。

みなさんの会社はもしもの時のために、対策をしていますか?

 

地震は、事前の対策を行うことで被害を抑えることができます。

 

社員が安心して働けるオフィスの実現に向け、地震対策を行いましょう!

 

今回は家具や什器、機器などの転倒・落下・移動防止についてご紹介します。

目次

地震対策の重要性

震災時、家具や機器は凶器となって襲い掛かってきます。

建物が耐震構造で造られていても、オフィス内の家具や什器が転倒・落下し、破壊すると、被害を受けてしまいます。

 

近年発生した地震で、怪我をした原因の30%~50%が、家具類の転倒・落下・移動によるものでした。

 

 

【近年発生した地震における家具類の転倒・落下・移動が原因の怪我人の割合】

ケガ人の割合

 

 

 

家具や什器、機器の転倒や落下は、怪我の恐れ意外にも、圧迫による窒息や、避難ルートの妨げ、業務再開や事業継続への障害にもなります。

 

 

転倒・落下・移動

現状の危険度チェックリスト

□背の高い家具を単独で置いている

倒れやすく危険です。普段使っている場所から離して、床や壁に固定させましょう。

 

□二段重ね家具を上下連結していない

ずれて上部が落下する恐れがあります。しっかり連結させた上で、壁と固定しましょう。 

 

□壁面収納は壁・床に固定していない

壁や床に固定し、中身が飛び出さない工夫をしましょう。

 

□時計、額縁、掲示板などを固定していない

落下しないように固定しましょう。

 

□引き出し、扉の開放防止対策をしていない

家具をしっかり固定していても、揺れによって引き出しが飛び出したり扉が開いたりして、中身が飛び出してしまう危険性があります。常に引き出しや扉は閉めるようにし、鍵やストッパーで勝手に開かないようにしましょう。

 

□ローパーテーションを直線に連結している

直線にパネルを長く連結するのは不安定です。「コの字型」「H型」のレイアウトにし、角度を持たせることで安定して設置できます。

 

□ガラス窓の前に倒れやすいものを置いている

ガラスが割れて破片が飛び散ると、怪我の恐れや避難の妨げになります。

 

□ガラスに飛散防止フィルムを張っていない

もしもの時にガラスが飛び散るのを防いでくれます。

 

□床につまずきやすい障害物や凹凸がある

震災時はパニックになり、周りが見え辛くなります。避難の妨げになるものは置かないようにしましょう。

 

□避難経路に物を置いている

人がスムーズに通れる幅を確保しましょう。

 

□避難経路に倒れやすいものがある

避難の妨げになります。どうしても家具を置く場合は、向きにも注意しましょう。

 

□避難出口が見辛い

避難誘導灯が見やすいように、遮蔽物は置かないようにしましょう。

 

□家具類の天板上に物を置いている

オフィス内は常に整理整頓し、家具の上に物を置かないようにしましょう。

 

□収納物がはみ出したり、重心が高くなっている

重いものを下に置くことで重心が下がり、転倒しにくくなります。

 

□デスクの下に物を置いている

いざという時に身を隠す避難場所です。転倒しにくい丈夫なものを選び、物は置かないようにしましょう。

 

□OA機器の落下防止をしていない

机上のパソコンや周辺機器は軽視されがちですが、移動や落下を防ぐためにしっかり固定しましょう。OA機器が落下し、破損したりすると、怪我の恐れだけでなく、その後の業務にも支障をきたします。

 

□コピー機の転倒・移動防止対策をしていない

重量のある複合機が動いたり倒れたりすると大変危険です。専用のストッパーなどで対策しましょう。

※後程キヤノンのオフィス向け複合機の地震対策キットを紹介します。

 

 

いかがでしたか?

 

この項目以外にも、意識して見てみると、オフィスの中に危険はたくさん見つかると思います。

地震対策をするには、まずは現状をしっかり把握することが大切です。

 

急務だからこそ、何が必要で何が必要ないのか、しっかり理解した上で無駄のない地震対策を行いましょう。

 

キヤノン製オフィス向け複合機の耐震対策

キヤノンはオフィス向け複合機の耐震対策として「地震対策キット」の販売を行っています。

 

重量のある複合機が、地震により激しく動いたり、倒れたりすると大変危険です。

 

複合機の転倒・落下・移動による怪我などの危害防止や、避難経路の妨げを防止、またはそれらの軽減を目的とした、耐震対策製品をご案内します。

 

 

【キャスター抑止タイプ】

複合機のキャスターをゴムブロックで取り囲むことで、地震の際にキャスターの動きをしっかりととらえて複合機の移動を抑制します。

 

アジャスター+キャスター抑止

アジャスターに加え、耐震キットを導入することで地震対策を強固なものにしましょう。

 

 

 

こちらの製品が気になる方は、ぜひオフィスの窓口.comへお問い合わせください♪

まとめ

地震の対策をしなきゃとは思ってるけどなかなか始められていない、という会社は多いのではないでしょうか。

しかし、ちょっとした工夫で防げる事故はたくさんあると思います。

 

そして、日頃から防災意識をもって、震災時に起こることを想定しておくことも重要です。

 

今回は家具や什器・機器の転倒・落下・移動防止対策についてお話しましたが、それ以外にも、防災グッズの準備や、避難場所・連絡手段の確認と共有などをしておきましょう。

 

オフィスの窓口.comでは、皆さんのオフィスの地震対策をお手伝いをいたします。

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